NOALX(ノアルクス)ノンアルミ複合板のご紹介
ノンアルミ複合板「NOALX」
今回ご紹介いたしますのはノンアルミ複合板NOALXです。
なんと意外にも発売元はアルミ複合板ソレイタの製造メーカーである藤田産業株式会社様なんです。
複合板生産のノウハウを生かした商品と思われます。
また発売から2年近く経過してますのでいわゆるエラーの心配もございません。
見た目は厚手のペットフィルムですね。
インクジェットメディアですので直接プリンターで印刷が可能です。
また屋内だけではなく屋外でも使用可能なメディアですが使い方としては屋外短期(1年程度)と思ってください。
直接印刷できるNOALXなら貼りを省けるから印刷後の工程も楽ですね。
NOALXの特長
NOALXの特長をまとめてみました
1.施工性が良い
アルミ複合板やスチレンボード同様で両面テープや・インシュロック・タッカー・ビス止め施工が可能です。
2.安全性
厚手のフィルムなのでアルミ複合板と比べて非常に軽いため落下における事故のリスクが激減!また可塑剤フリーの脱塩ビ素材のため環境にも優しいです。
3.意匠性
ロール状なので長尺サインでも継ぎ目が出ない。
つまり施工後の見た目が良い。
4.発色性
溶剤・Latex・UVプリンターとの相性も良く高発色。
5.運搬性
小さく丸めて運べるので輸送コスト低減。
角潰れや破損のリスクも有りません。また重量においてもアルミ複合板の1/4非常に軽いです。
NOALXの規格
他の板材と比べた一覧もご覧ください
板材と比べるとなんと言っても際立つのが物流コストと倉庫の面積コストですね。つまり持ち運びしやすいと言えます。
これって取り扱いしやすいし、発送しやすいってことですよね。
JV300で実機印刷テストしてみた
さっそくプリンターに取り付けて印刷してみました。
プリンター使用機種はMIMAKI JV-300です。
印刷モード:720×1440 16pass
印刷データ:1200mm×2000mmサイズのベタ多めのデータ
巻取り装置:メディアの際から印刷をスタート
用紙が巻き取りについてから巻取り装置に取り付けて巻取り開始。
その他:BANDO BAGを印刷する設定で送り補正や温度を変えずいつも使用するそのままで出力しました。
印刷テスト結果
・400%の黒ごく薄くローラーの痕跡有り他は問題なし。
・2m印刷でメディアの斜行が発生
(新品で紙管に固定された物であれば回避できそう)
・にじみ無し、濃い部分のインクのだぶつき無し
・巻取り問題なし。裏写り無し(400%ブラックも乾きました)
・作画中のヘッドアタック無し
・2m印刷時のサイズ誤差無し(誤差0mm)
JV300では気にするほどの問題は発生しなかったと言えるので他のプリンターでも特に問題は起きないと推測できます。
主な用途として
じゃあ何に使うの?ってことですが今まで板に貼っていた印刷は
そのままNOALXに移行できます。また柔軟性を生かして柱巻きにしたり一時的な注意喚起サインにも最適です。
冷凍庫に入れてみた
寒冷地で使用する際にこのようなフィルムは割れてしまうことがあります。
そこで冷凍庫で凍らせてみました!
冷凍庫の温度は-8℃真冬の札幌くらいの温度ですよね
折り曲げた時はメリメリと音はしましたが、音だけで特に割れなどは発生しませんでした。
-26℃で耐寒テストしてみた
冷凍庫だけではどうも納得がいかないのでもっと寒いところで検証しました。やっぱり現場で検証しないとダメですよね。
ここは-26℃の美幌町。
ここで柔軟性をテストしましたが割れてしまう事もなく問題は起きませんでした。
私としても遠征した結果が良かったのでひと安心です。
1年6ヶ月 外に置いてみた
実はNOALXが発売されてすぐに弊社では屋外での暴露試験を開始
しておりました。
アルミ複合板に紙の両面テープだけでNOALXを貼り付けます。
印刷面には屋外中長期用のラミネートを貼ってあります。
検証しましたが特に問題は有りませんね。
1年6ヶ月位は余裕だったという結果となりました。
施工環境によりけりだと思いますが少なく見積もっても1年間は余裕で持ちそうです。
案件急増!用途は幅広い
いかがでしょうかこのNOALX近年話題の働き方改革関連、SDGs関連商品としても注目されております。
実績は年々増えておりますが様々な大人の都合によりお伝えできません。ですが確実にクライアント様への認知も拡がっております。
はっきりとは言えない実例多数
NOALXの使用実績は今は大人の都合によりはっきりとはお伝えできませんが・・・
皆さんご存知のあのワンチームのスポーツイベントの会場サインに使用されていたり。
超有名メーカーのとてもハードな翼を授かるイベントレースでコース内サインに使用されていたり。
全国の鉄道関係での採用例も増えてます。
また札幌の地下を東西南北東豊に走る乗り物関係のサインにも使われることが確定したらしいです。
いろいろとまどろっこしくてたいへん申し訳ございません。
更には2020年日本で行われる世界最大規模のスポーツイベントにも採用されているらしいんです!
とにかく
NOALXはすでに身近なところで使用されているんです。
知らないのはあなただけかもしれないですよ!
是非このきかいにお問合わせください!
次世代ノンアルミ複合板
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