読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

(株)アートリンクオフィシャルブログ|Artlink Official blog

(株) アートリンクのオフィシャルブログです。看板資材・LED・インクジェット新商品のご紹介ブログ

tipsブログ|UV印刷のアクリルへの定着について

f:id:onodera-artlink:20160518094141j:plain
UVインクのアクリルへの定着性についてご説明いたします。
つまりインクとの相性ですね。

アクリル素材にダイレクトに印刷する際UV印刷は定番と言える印刷方法だと思いますが、実はそのまま印刷するとインクが剥離し易いという問題を抱えていました。

最近はプリンター(インク成分)も改良され定着も良くなってきたとは思いますが、実は印刷した後インクに傷がついてしまうとそれをきっかけに簡単に剥がれてしまうことがあるんです。

そこでアクリルにUVインク用の下地剤や定着剤をあらかじめ塗布し印刷することでこのトラブルを回避致します。

この下地剤でインクとアクリルを強力に結び付けることで、印刷後に曲げたり機械でカットすることが可能になるんです。


弊社のUVプリンター(柔軟タイプインク)
f:id:onodera-artlink:20160517113548j:plain

それでは弊社のUV印刷はアクリルにどの程度定着するのか検証いたします。

検証準備|プライマー(下地剤)をアクリルに塗布


いつも通りスプレーガンを使用してプライマー液を塗布します。
f:id:onodera-artlink:20160518152638j:plain

多少曇ってしまいますね
f:id:onodera-artlink:20160518152723j:plain

プライマー(下地剤)を塗布するとどうしても表面が曇ってしまいますが、その分インクは強固に定着します
f:id:onodera-artlink:20160518152755j:plain


検証|クロスカット+テープ


下地材を塗布したものとそのまま印刷した物はインクの定着がどれくらい違うのかテストします。
f:id:onodera-artlink:20160518153001j:plain

弊社はUVインクの定着を検証するのにインク部分をわざと傷つけてテープを貼り剥がれ具合を見てUVインクと相性が良いかどうか確かめます。


まずカッターにてインク部分を傷つけます。
f:id:onodera-artlink:20160518153609j:plain


マスキングテープテスト結果

f:id:onodera-artlink:20160518153703j:plain


f:id:onodera-artlink:20160518153738j:plain
マスキングテープにてインク定着を行った結果です。
通常このテストでテープにインク片がついて来なければルーターカットOKと判断いたします。

ご覧の通りマスキングテープではプライマーを塗布しなくても弊社のUVインクは殆ど剥離してきません。


しかしよく見るとプライマー無しの方が多少インクが欠けてますね。
これではルーターでカットした場合に仕上がりが悪くなってしまいますのでルーターカットNGと判断いたします。

ガムテープテスト結果


マスキングでは結果に大差が出なかったのでガムテープにて検証します
(ちょっとやりすぎてます・・・)
f:id:onodera-artlink:20160518154310j:plain

プライマー無しの方はさすがにインクが欠けて剥離が起きました。
しかしプライマー有りの方は全く問題ありません
f:id:onodera-artlink:20160518154433j:plain


このような結果となりました。
いかがでしょうか?
UVインクとアクリルの定着の強さも伝わりましたでしょうか。


実はこのテスト結果はUVプリンターのユーザー様ならわかると思いますが弊社のUVインクはアクリルに非常に強くインクが定着していると言えるのです。


UVプリンターは各社にて販売しておりますがアクリルに対してのインク定着の強さはプリンターやインク、使用するアクリルにより異なります。弊社が推奨するプリンター、インクセット、アクリル、定着材、が全て揃ってこの定着強度を引き出せますのでご注意ください。

UV印刷と加工に関してのご注意点


・アクリルをレーザーにてカットした後に定着剤を吹き付けますとアクリルのカット面にクラック(ひび割れ)が発生します。このトラブルを回避するには加工とカット順を入れ替えてやれば解決します。
f:id:onodera-artlink:20160518155325j:plain

・下地剤を塗布したアクリルに印刷後アクリルの曲げ加工は可能です。
しかし、インクに負荷をかけてしまいますので思わぬトラブルが発生するかもしれません。必ず事前に検証を行うことをお勧めいたします。基本的に推奨はいたしません。
f:id:onodera-artlink:20160518155837j:plain

・今回の検証結果はUVプリンター全てに当てはまるものではありません。UVプリンタユーザーの方は自社プリンターにて必ず検証してください。

最後に


色々と難しく感じるUVプリンターですが、しっかり使いこなしてUVの特性を上手に生かせば印刷表現の幅がものすごく拡がります。
UV印刷に対する疑問やご不明点がございましたらお気軽にお問い合わせくださいね。
豊富な経験と実績をもとに最適な印刷方法をご提案させて頂きます。


UV印刷のご用命は・・・

お問い合わせフォームアートリンクオフィシャルHP

広告を非表示にする