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tipsブログ|UVクリアインクの活用法

弊社のフラットタイプのフラットUVプリンターには【カラー】【白】の他に【クリアインク】が搭載されております。

クリアインクとは何か?

と聞かれた時にはカラーインクの上にプリントするいわば「ニス」のような役割のインクです。とお答えすることが多いです。

このクリアインクは他の色と同じで何層にも積層印刷が可能かつ意匠性の高い仕上がりで個人的には割と好きな仕上がりです。

クリアインクのサンプルをご覧ください

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透明アクリルの両面に印刷してみました。
タイトルは「裏面3層、表面クリア厚盛り2回グロス仕上げ」とでも名付けておきましょうか。

ちなみにこれを何に使うのか用途は聞かないでください・・・・

このように、クリアインクはなかなか面白いテイストを製作物に付加してくれます。
しかしこの印刷は実質、10層もインクが積み重なっており印刷も非常にお時間がかかります。
当然このお時間は価格に反映されてしまいます。

お高いです。

新しいクリアインクの印刷ご提案


そこで新たなクリアインク印刷方法をご提案します。
「2層印刷で仕上げることが可能なお手軽ガラス目隠しシートクリア印刷」です。長いですね。

これは弊社にて取り扱っておりますガラス装飾用の目隠しシール「デコレーショングラス」にクリアインクを印刷する方法です。

この方法ですと、インクの積層は2層ですからお手軽ですね。


「デコレーショングラス」とは?
弊社取り扱いの写真のような厚手の糊付き塩ビフィルムです。
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実際に印刷してみました。


では早速クリアインクをこのシートに印刷します。
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よくわかりませんね。

このクリアインクが浸透しにくい理由の一つは「打ち合わせしにくい」からでしょうか・・・
この写真と仕上がりを言葉で説明するのは確かに難しいかもしれません。

そんな時はこのブログをお客様に直接見せてあげてください。


それでは早速ガラスに貼ってみましょう!

こんな感じに仕上がります!


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透けすぎず、それでいて絵柄もわかります。
個人的にはクリアインクの面積は少ないほうが良いと思いますね。

写真のヒョウ柄はクリアインクの面積が多すぎて仕上がりがあまりよろしくないと思います。


カットして窓に貼る衝突防止のシールにもさりげなく企業ロゴを入れることが可能ですね。
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ガラスにただマットのシートを貼るよりちょっとカッコ良くクリアインクを印刷してライバルに差をつけてみてはいかがでしょうか?



<ご注意>
・クリアインク自体はガラスの室内側に貼っての実検証で1年程度の耐候性を確認しておりますがそれ以上の期間は申し訳ありませんが実績はまだありません。(世間に浸透していない為)

・このクリアインクはフラットタイプのUVプリンターに搭載されておりますので、最大印刷範囲は
1220×2440まで
となっております。

・他社製品のシートですとインク硬化時に使用するUVランプの影響で「黄変」や「劣化」が見られました。シートの選別の際は必ずテストを行いましょう。



UVクリアインク印刷のお問い合わせは・・・・



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