アクリルUV印刷の失敗談
今年の夏は猛暑続きで9月になっても
真夏のようでしたが、今週になって
ようやく秋らしくなってきました。
今回のウリブロネタは、
「UVインクジェット失敗談」です。
(一部成功例を含みます。)
今回は、アクリル板にUVインクジェットして欲しいとの
依頼でした。
今回は、ただのアクリル板ではなく、
四辺面取り(テーパーカット)までとの要求です。
面取り(テーパーカット)のイメージがつかない方、
下の写真のように加工されたもの見たことはございませんか?
周囲が斜めに落されていると
見た目かっこよいですね〜〜
ですが、この板に印刷するのは簡単ではありません。
先に仕上がった板に印刷するには、
インクが、加工した側面につかないように
養生をしなくてはなりません。
写真のように、マスキングテープですべて養生します。
数量が多いとかなり大変です。
今回は、裏面を全面グレーのベタを印刷するという内容でしたが、
アクリルを加工する際に裏面が汚れてしまうと
印刷時にその汚れを拾ってしまいます。
裏面の養生紙に油がついているのわかりますか?
こうなるともう駄目です。
そのままでも汚れを拾うし、
拭き取っても拭き取り後を拾ってしまいます。
右上角あたりにムラがあります。
微妙ですが、見つけると気になってしまいます。
写真のように加工した板に裏面全面印刷すると、
正面からみると
アクリル表面が反射するので、ムラは目立ちませんが
製作するとするとクォリティが気になります。
先に印刷した板を加工する作戦もありますが、
アクリル加工をする際に、
印刷面に傷がつくというリスクもあります。
アクリルに直接印刷したい場合、
加工方法・サイズ・形状により製作が難しい場合がありますので
まずは、ご相談ください。
何とかできる方法を考えます。
次の写真は、カルプ材20mmの表面に
シルバーヘアラインのシートを貼り
UVインクジェットで白い王冠を印刷です。
出来上がりは、
わかりずらいかな?
普通はヘアラインシートとカットして貼るか
ヘアラインシートをベタ貼りしてから
白シートをカットして貼るのでしょうが
これだけ細かいとシート加工は大変なので、
UVインクジェットの出番です。
こういうデザイン思いつく人はすごいですね〜〜
あらゆる印刷・カット加工お待ちしております。
まずは、ご相談ください。
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