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スエード調マーキングシート フロッキーダイナカル

連日暑いですね〜〜
とうとうクーラーつけてしまいました。
今回は、写真いっぱい撮って長くなるので早速本題に入りたいと思います。

今回は、「フロッキーダイナカル」をご紹介します。
フロッキーダイナカルとは何ぞや?というとトーヨーケム(旧 東洋インキ)が社運を賭けて開発した「屋内用高級スエード調シート」です。見本帳にそう書いてあります。

装飾用のマーキングシートなんですが、塩ビなどではなく表面が起毛のスエード調の布地のようになっています。他に表現すると、ベロア?ベッチン?ベルベット?フェルト?正しい表現がわかりませんが、とにかく細かい毛が生えているんです。しかも単色なのですが淡い模様がついています。

上の写真のように斑の模様があります。ムラ等の不良ではなく模様です。使い方は、壁面にアクセントしてシルエット的なものを貼ったり、切文字でも普通のシート切文字とは違う独特の風合いが得られます。
今回は、装飾としてアサガオのシルエットのデータを用意しました。初夏っぽいイメージで。

このデータをカットして壁に貼り付けてみたいと思います。

まず、プロッタにセット。カタログではフィルム厚み400マイクロとあるのでかなり厚めです。通常より多く刃を出して見ました。

テストカットしてみます。

刃の出し具合、カット圧は良かったようですがオフセットがあっていなかったようなのでオフセット値を修正してみました。ちなみに刃は蛍光シート用を使用しました。

早速カットしてみます。

どこを切っているかわかりません。でもよ〜く見ると、

なんとなく、カットされた線が見えるのですがわかりますか?
これは、カス取りに苦労する予感がします。上の写真の右端に注目してほしいのですが、シートにピンチローラーの跡がしっかりついています。メーカーの注意書きにもありましたがピンチローラーはシートの両端だけにしないと製品にする部分にガッツリ、ローラーの跡がついてしまうのでご注意下さい。

では、剥がしてみます。

簡単に剥がれてきますが、どこが切られているかわからないので難儀です。データ作ったのは自分なんですが、細か過ぎました・・・。失念。

カス取り終了。いや〜疲れました。
アプリをかけます。メーカーで専用のアプリケーションがあるのですがいろいろな事情でトーヨーケムさんのおすすめは中川ケミカルのフォグラス用アプリケーション(強粘着)だそうです。おすすめ通りにフォグラス用アプリを貼りました。

さあ、起毛シートはアプリに付いてくるでしょうか?

ちゃんと、シートが起きてます。
これを事務所の壁に貼ります。

アプリを剥がすと、

ちょっと素敵な感じじゃないですか?
事務所の壁だけど・・・・。カット前の模様がわからなくなっています。アプリかけるときに強くこすり過ぎたかも・・・・。
自宅の壁を飾るのもよいと思いますし、店舗や展示会などで一味違う表現も可能だと思います。

アップにするとこんな感じです。

どうでしょう。みなさん好奇心がそそられませんか?

フロッキーダイナカルは、全15色。


なんと、全色を在庫してしまいました!!!

お仕事に、趣味に、ぜひ皆さんお使い下さい。

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