ライトの映り込みを防ぐ(無反射ラミ)
さて、問題です。 上は何の写真でしょうか?
1. LED投光器の性能検証
2. インクジェットプリントの発色品質の検証
3. ラキネートフィルムの性能の検証
正解は、3.のラミネートの性能を検証している写真なのです。
ラミネートのどこを見ているのかというと、
注目はライトの光源が映り込んでいることなのです。
これは、弊社でよく使用しているB社のUVカット入りマットラミです。
マットラミといいますが、実際は半ツヤっぽい質感です。
スポットライトを当てると写真のように光が反射して光源が映り込んでしまいます。
これだと、折角のライトアップが逆効果になってしまいグラフィックが
見づらくなってしまいます。
こちらの写真はどうでしょう?
光源の映り込みが最初の写真より少なくなっているのが
わかりますか?
サンプル画像を黒ベタにしたので違いがわかりにくいかも知れません。
絵柄の部分に光をあててみます。まずは普通のマットラミネートから。
ハレーションがおきて、光源が映り込んだ箇所はの画像は認識できません。
光源の映り込みが少なくなっているのが分かるかと思います。
全体に暗くなっているのは、スポットがあたっている明るい部分に露出を
合わせているためです。
先の写真も同じ要領で撮影しています。反射している箇所が明るすぎて
露出が合わず白く飛んでしまっていますが、
後の写真はカメラの露出をあわせられる範囲内の明るさなのです。
手持ちのカメラが安物のコンパクトデジカメなのでこのていどですが、
肉眼でみると、
と
ぐらいの違いです。 上の写真は、光源が光っている状態と
光っていない状態のものですが写真で表現できないので
実際の見た目は最初に掲載より最後の写真の方が
イメージに近いです。 ※データ改ざんではありません。
忘れていました。こちらの光の映り込みの少ないラミネートは
藤田産業(株)のソレイタ Dメディアシリーズ
FD-L5003M 1380mm*50M です。
意図的に開発したわけではなく偶然に反射の少ないものができてしまったという
開発秘話は別にして
この製品は展示会の説明パネルや、
作品展などでスポットライトの反射を抑えたい場合に最適です。
このラミネートを施工したパネルの上にLEDバックライトのチャンネル文字が
取付けするとLED球の映り込みを防ぐことも可能です。
もちろん普通の中・長期の屋外用ラミネートとしても使用可能です。
約1ヶ月半ぶりのアリブロでした。このラミネート、使い方はあなた次第・・・
ということでこの製品に関するお問合せは・・・