いよいよ今年もあと3日を残すばかりとなりました。
アートリンクの年内営業も本日までとなっております。
札幌圏では、大雪で運送便の乱れなども出ておりますので
注文し忘れた方はお気をつけ下さい。
昨日と一昨日は、雪のせいか停電がありました。
札幌に住んでいて停電なんて子供のとき以来ですね。
雪は恐ろし。です。
さて、
ちょっと時間が開いてしまいましたが、
今年最後のアートリンクブログは、
「吸着特集〜〜〜〜」です。
ディスプレイ用途では一定期間のみ表示や
撤去が必要な状況が多々あるかと思います。
再剥離糊でも構わないけど、粘着剤の使用はちょっと・・・
みたいな条件の現場はないですか?
そんな時に役に立つのが
「吸着ターポリン」
ターポリンの片面に吸着材がついている一風かわったアイテムです。
粘着剤を使わない貼りつけ用の材料としては
静電気で貼りつける方式。
吸盤方式。の2種類の方式が一般的ですが、
吸着ターポリンは後者に近い商品です。
商品はこんな感じ。
ちょっとわかりずらいですね。
直接も印字可能ですが、今回は
インクジェット出力を貼って吸着ターポリンを
ベースとしてサンプルを作ってみました。
使い方その1.
床用の出力を貼って、仮設の床用グラフィック。
施工も敷くのみ。吸着材で床に吸い付くので
踏んでもずれたりしません。
端もめくれずらいです。
粘着剤は使っていないので撤去も簡単。
カーペットをめくるように簡単に剥がせます。
使い方その2.
壁に対しても同様です。
塗装したボードにも貼りつけられます。
剥がしても糊を使ってないので、
糊残りもなく塗装がはがれることもありません。
次は、「ゲルポリ」
こちらも吸着タイプの素材です。
ガラスなど平滑に面に対して貼りつけ可能です。
白ベースタイプ。
ガラス装飾に威力を発揮します。
相手が平滑であれば
マグネットシートのように使う事も可能です。
透明素材は、透明部分が多いと貼った時に気泡が目立ちますので
使用方法とデザインに注意が必要です。
ゲルポリは、吸着系の素材としてはめずらしく
水貼りが可能です。ただし、洗剤など界面活性剤の濃度が高いと
施工後も水が抜けないので、ほぼただの水で施工しなければなりません。
ゲルポリの説明は、メーカーホームページ参照下さい。
http://www.panac.co.jp/products/film9.php?etc=1
携帯電話やパソコンの液晶保護フィルムなどに使われているのですね。
メーカーHPには、水貼りに関する記載はありません。
あくまで経験に基づく見解です。
ゲルポリは、印刷用(溶剤インクジェット用、UVインクジェット用2種)で
透明と白ベース。
マウント(貼り合わせ用)があります。
溶剤インクジェット用は、プリント後のインクの乾燥が遅いので
取り扱いには注意が必要です。