お久し振りです。
新商品レビュー&社内ネットワーク&営業企画担当(?)です!
今回はとても面白い製品をご紹介します。
カッコ良く言うと…
3D Vacuum Sublimation Heat Press Machine!!
つまり、立体にバキュームを使いつつ昇華印刷が出来る機械です:)
・印刷したいものを昇華インクで転写紙に印刷するだけ!
・画像ファイルはJPG等なんでもOKなのでＩｌｌｕｓｔｒａｔｏｒは不要!
・だからスマートフォン、デジカメで撮った画像が使える!
・iPhoneケースやマグ、ガラスなどに多様な物に印刷可能!(*1)
・昇華転写の時間はiPhoneケースであればたったの6分!(*2)
(*1 ケースはポリエステル製、マグやガラスは樹脂コーティングされている必要があります)
(*2 iPhoneケースの場合、事前に190度まで予熱が必要で15分程掛かります)
全て紹介をすると長くなりそうなので、2回に分けたいと思います。
今回は「プリンターのセットアップ」と「昇華転写紙への印刷」です。
それでは早速始めましょう。
【1】 昇華転写紙への印刷用プリンタを開封+印刷
昇華転写印刷をする為には任意のデータを昇華転写紙に印刷する必要があり、
インクも一般のご家庭で使われているようなものではなく、
昇華転写インクが使えるプリンタが必要になります。
それがこちら！EPSON社のL300です。
内容物はこちら。
外観はこんな感じの普通ですが？
【2】 インクタンクへインクを補充
実はカートリッジ式でなくタンクへの補充式となっています。
インクはシアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの4種類です。
タンクのゴム蓋を開け、直接注入してやります。
溢さない様、十分に気をつけて作業します。
4色とも注入完了しましたー。
穴に合わせてセットしてやります。
稼働させる際は、グレーのスイッチを上へ。
使わないで運んだり移動する際は下へ下げて下さいね。
ACコードを接続します。
USBも接続しておきますが、ここではまだPCとは接続しないで下さい。
次に電源ボタンを押して電源を入れ、
その横にあるインクのボタンを3秒間長押しします。
すると、電源ボタンの緑ランプが点滅し、
インクの補充を始めますので暫く待ちます。
このように緑ランプが点灯すれば完了です。
【3】プリンタドライバのインストール
付属のCDにセットアップ用インストーラーがありますので起動します。
起動したら指示に従ってドライバをインストールします。
その後このような画面が出ます。
「インクタンクへインクの補充は終わりましたか？
マニュアルを参照し補充をしてタンクユニットをセットして下さい。
補充とタンクのセットが終わったらNextをクリックして下さい」
ソフトウェアライセンス規約です。
「ライセンス規約をしっかりと読んで下さい。」
「私はライセンス規約に同意します」にチェックを入れ、Nextをクリック。
これは先程のですね。
「次の設定に行く前にインクが補充されていることを確認する必要があります。
また、電源ボタンが点灯していますか？
もしインク補充が終わっていない場合、製品の設定が正しく行えない場合があります。」
「インク補充が完了している」にチェックを入れNextをクリック。
「製品を認識できません」
「電源は入っていますか？パソコンと製品が繋がっていますか？」
USBとプリンタを繋ぎましょう。
ドライバはインストール済なので、USBケーブルをパソコンに繋ぎます。
自動でプリンタが認識され、初期設定が完了します。
【4】昇華転写用紙へ印刷
こんなカラーパターンを用意しました。
今回はＩｌｌｕｓｔｒａｔｏｒで作成しましたが、JPG・PNG・BMPなど画像でも構いません。
CTRL+P!!印刷画面です。
特別なソフトウェアは不要で、一般的な設定画面です。
・サイズ：プリンタードライバーで定義
・オプション：拡大縮小しない
プリントをクリック！
出ましたー！
印刷は本当に一瞬でした…早すぎ。
んー色味が薄いというか、くすんだ色ですね。
ちょっと不安です。
さて、次回は昇華転写機の登場です。
実際にiPhoneケースへ印刷してみます！
お楽しみに！
2014/12/8 追記
この記事でご紹介したシステムの取扱いは終了いたしました。
機械・資材に関する問合せは、
セルカム株式会社
TEL：06-6942-4436 FAX：06-6943-7468
までお願い致します。
