EPSONインクジェットプリンター導入しました!
今回は弊社に導入されましたインクジェットプリンタEPSON SC-S80650をご紹介します。
- EPSON搬入風景
- EPSON SC-S80650の外観・機能の検証
- 外観のチェック
- ヒーターとファン
- 巻き取り装置
- プラテン部分にLED内蔵
- メディア取付け
- 更に発見!
- EPSON SC-S80650まとめ!
小野寺です。
6月1日よりアートリンク帯広営業所を開設いたしましたのでご報告申し上げます。
十勝地方の皆さまには、これまで以上に迅速なサービスをご提供するベく、
弊社帯広営業所の担当が奔走致しておりますので何なりとお申し付けください。
今後とも株式会社アートリンクをどうぞ宜しくお願い致します。
(株)アートリンク帯広営業所へのご連絡は・・・
〒080-0012 帯広市西2条南24丁目17番2号
TEL 0155-67-5454 FAX 0155-67-5478
E-mail: nishikawa@artlink.co.jp
今回ご紹介いたしますのは、LEDモジュール【MOST】シリーズです。
この【MOST】は小型ですがレンズ型のLEDで160°広角照射性能を持つモジュールです。
広角照射のLEDモジュールは従来の物と比べて、配置した時の光ムラが発生しにくいので、詰めて配置する必要が無い為、今までと比べて使用モジュール数を削減可能です。
経済的ですね。
また、広角に光が拡散するので厚さ30mmの薄型のチャンネル文字にも使用できる優れたLEDモジュールです。
弊社のフラットタイプのフラットUVプリンターには【カラー】【白】の他に【クリアインク】が搭載されております。
クリアインクとは何か?
と聞かれた時にはカラーインクの上にプリントするいわば「ニス」のような役割のインクです。とお答えすることが多いです。
このクリアインクは他の色と同じで何層にも積層印刷が可能かつ意匠性の高い仕上がりで個人的には割と好きな仕上がりです。
UVインクのアクリルへの定着性についてご説明いたします。
つまりインクとの相性ですね。
アクリル素材にダイレクトに印刷する際UV印刷は定番と言える印刷方法だと思いますが、実はそのまま印刷するとインクが剥離し易いという問題を抱えていました。
最近はプリンター(インク成分)も改良され定着も良くなってきたとは思いますが、実は印刷した後インクに傷がついてしまうとそれをきっかけに簡単に剥がれてしまうことがあるんです。
そこでアクリルにUVインク用の下地剤や定着剤をあらかじめ塗布し印刷することでこのトラブルを回避致します。
この下地剤でインクとアクリルを強力に結び付けることで、印刷後に曲げたり機械でカットすることが可能になるんです。
弊社のUVプリンター(柔軟タイプインク)
それでは弊社のUV印刷はアクリルにどの程度定着するのか検証いたします。
これまで度々ご紹介いたしましたUV印刷ですが、ここで印刷について基本的な事をご説明したいと思います。
・UVインクジェット印刷は紫外線で硬化する特殊なインクを用いて印刷を行います。
・印刷したら即硬化させるので「乾燥時間」がありません。
・インクを積み重ねる積層印刷が可能です。
・UVダイレクト印刷はシルク印刷と違い版を作る必要がないので、小ロットの生産に最適です。
積層印刷のイメージ画像です
弊社はフラットベッド型のUVプリンターMIMAKI JFX-200を設備しており、このプリンター性能を最大限生かすべく様々な検証を行っております。
・最大印刷サイズ
1300mm×2500mm
厚み50mm以下
・搭載インク
CMYK(4c柔軟タイプインク)
白インク(w)
クリアインク
・メーカーHP
仕様 | JFX200-2513 | 製品情報 | ミマキ
では先ほどの図解に書いてある積層印刷はどんな仕上がりになるのでしょう。
実際にアクリルでサンプルを作成したので、画像をご覧ください。
①UVプリンターで印刷を行います。
②レーザーカットします。
弊社のレーザーカット機はあらかじめ印刷しておいたマーカー(トンボ)をカメラで読み取り、印刷物の輪郭にてカット可能です。
③完成です
各UV印刷モードの仕上がりはこのようになります。
基本的に印刷の位置はズレないので自由にインクを重ねることができます。インクを重ねる順番をを工夫することにより、更に表現の幅は拡がりますね。
打ち合わせの際に見え方や用途をお伝えいただけましたら弊社から最適な印刷方法をご提案させて頂きます。